初めに


 このゲームはシミュレーションRPGです。
 もっと正確に言うのならば、シミュレーションRPGアクションです。
 「アクション!?アクションって、どこにだよ!?」と思う人もいるでしょう。
 簡単です。普通のシミュレーションの戦闘の場面で、1対1のアクションをします。
 確立に左右されること無く、全て自分の力一本で勝敗がつくのです。ワクワクしませんか?
 「いや、俺、アクション苦手だし。それよりも、確立の方がいいなぁ」と思う人もいるでしょう
 安心して下さい。小難しい理論は一切必要ありません。何しろこのゲームには、ガードというものが存在しないので、いかに相手より先に攻撃を当てるか、それにかかっています。
 同じファミコンの対戦アクションで言うと、「ケルナグール」に似ています。
 相手の間合いを見切って、自分の攻撃を当てる爽快感と、興奮。そこには、小手先の技術は無く、老獪な判断力だけが存在します。
 これだけを見て、少しでも面白そうだなぁと感じたのならば、次の基本操作に移ります。


基本操作

MAPの操作

十字ボタン カーソルの移動に使います
Aボタン 決定に使います
ステータスを見るときもこのボタンを使用します
Bボタン キャンセルに使います
メニューを開くときもこのボタンを使用します
スタート、セレクトボタン 使用しません

アクションの操作

十字ボタン ユニットの移動に使います
また、ユニットによりますが、下を押せばしゃがみます
Aボタン ジャンプします
Bボタン 攻撃します
Aボタンと組み合わせることでジャンプ攻撃します
スタート、セレクトボタン 使用しません

メニュー

ユニット 現在いるユニットを表示させます
募集したユニットを使うときもこのコマンドを使用します
募集 新たなユニットを募集します
このゲームの所持金は最初にあるので全てなので、考えて雇ってください
END 自分のターンを終了します
その他 次のメニュー画面を開きます

メニュー2

状態 現在いるユニットを敵、味方共に表示させます
また、Aボタンを押すと、星になったユニットを表示させます
セーブ セーブをします
セーブの場所は二つあります
設定 色々な設定を変えることができます
降伏 降伏して、自分の負けを認めます


施設

拠点 王子や、魔導師が初めにいる場所です
ここを制圧されると、負けになるので注意してください
ここから、募集したユニットを出撃させることができます
魔法陣 募集したユニットを出撃させることのできる場所です
この上で1ターン待機するとHP、MPが25%回復します
この上で1ターン待機するとHP、MPが50%回復します
教会 この上で1ターン待機するとHP、MPが100%回復します
船着場 この上で1ターン待機するとHP、MPが25%回復します
また、船を待機させると、船のHPと弾数が100%回復します
船の中にはいることにより、海の上を移動することができます
入れるユニットは3人まで
この中で1ターン待機するとHP、MPが25%回復します
また、砲撃をして、相手のユニットを攻撃できます
船のHPは200で、それが無くなると沈没します


戦闘テクニック

 ・・・どうでしょうか?どんなゲームか大体分かってもらえたでしょうか?
 さて、ここからは一般的な戦闘テクニックに入ります。
 些細なことから、知ると雲泥の違いがあるものまで、様々あります。
 まずは、基本的なことから

「戦闘の基本はジャンプ攻撃」

 攻撃の種類は大きく分けて、2種類あります。
 ジャンプしての攻撃か、地上での攻撃かの2つです。
 その中でもリトルマジックでは、ジャンプ攻撃を多用します。
 理由としては、「出るのが速い」「相手を上から封じ込めれる」「次の動作にすぐ移れる」の3つです。
 1つ目の理由は、地上攻撃が出るのが遅いことから起因しています。
 相手のスキを見つけたはいいが、一瞬すぎて、地上攻撃では間に合わないときに使用します。
 2つ目の理由は、全ての攻撃に対空性のある攻撃が無いことから起因しています。
 なので、相手の上から攻撃すれば、反撃を受けることも無く、一方的な攻撃をできるからです。
 3つ目の理由は、出し終わった後のスキがないことからの起因です。
 ま。特に説明の必要は無いでしょう。
 ただし、これだけ有利なジャンプ攻撃も致命的な欠陥があります。
 それは、ジャンプしているときに攻撃を食らうと、吹っ飛びやすいと言うことです。
 このゲームでは、吹っ飛んでいるときにも食らい判定があるため、連続で攻撃を受ける可能性が大です。
 それを避けるためにも、相手に見切られない、もしくは見切られても構わない状況でしか使ってはいけません。
 たとえば、相手よりジャンプ力が高いとか、相手のジャンプ下降時に合わせるとかです。
 ここらへんの状況判断ができるようになれば、あなたのユニットは飛躍的に強くなるでしょう。

「空対空の攻撃」

 このゲームのジャンプ攻撃は基本的に、斜め下に向かって攻撃しています。
 なので、相手よりもジャンプ力の低いユニットでもここを突けば、相手のジャンプ攻撃を封じることができます。
 では、どうやったら、そんな攻撃ができるのかと言うと、それはAB同時押しです。
 同時押しをすることによって、地上攻撃がそのまま、空中でも出すことができ、横にリーチの長い攻撃が使用可能になるのです。
 特に、普通に横方向に判定の広い大男戦や、ジャンプ力の低すぎる水の戦士に力を発揮します。
 また、これを使うことにより、普段ジャンプ攻撃のできない魔法使いや、ゴーレムもジャンプ攻撃をすることができるようになります。
 これを知らないと、結構はまる場面が多いので注意して下さい。

「相手をはめる」

 はめ技が存在します。
 「ぐはぁっ!!そんな汚い攻撃は俺のSOULが許さねえ!!言語道断なり!!」と言う風に拒否反応を起こす人もいるでしょう。
 しかし、ちょっと待ってください。
 このゲームは対戦格闘ゲームではありません。シミュレーションRPGです。
 つまりは何が言いたいのかというと、個々の命は安いと言うことです。
 対戦格闘ゲームならば、その憤りも少しは分かるのですが、シミュレーションRPGのユニットは死んでなんぼです。むしろ、倒さなければ、ゲームが進みません。
 効率よく、敵を倒さなければ、いつまで立ってもゲームが終わらないと言う悲劇にあいます。
 また、戦闘時間は30秒しかないので、はめ技でも使わない限り、到底倒すことはできません。
 必要悪だと思ってください。
 それに、どうせAPとDPに大きな差がついたユニットでしかできませんので。
 ちなみに、やり方は、相手が端で吹っ飛んでいる最中にまた攻撃を当てると言う、ごくシンプルな方法です。
 Lvが上がらない限り、早々できないので、ストーリーモードのCPUに大きな力を発揮します。
 下突きを持った、戦士系と半魚人がやりやすいですね。

「地形の有利不利」

 戦う地系により、大きな有利不利が生まれます。
 特に段差のある所では、攻め切れない、守りきれないというのが存在します。
 これが、一番如実に現れるのが、船の上のバトルです。
 ここはなんと行っても2P側が有利です。
 右側に大きな段差があり、そこの上に陣取ってしまえば、生半可な攻撃では、攻めることができません。
 もし、攻めきれたとしても、大きな代償を受けていることでしょう。
 これを覆す方法は今の所ありません。
 初めの1P2Pを決めるところから、考えた方がいいでしょう。

「王子、魔導師は最強」

 言葉通りですね。
 やられたら、即負けになってしまうユニットだけあって、べらぼうに強い能力になってます。
 一つLvをあげるたびに、どんどんと能力が上がって、最終的には手がつけられないレベルになります。
 また、戦闘でも、必勝の戦闘パターンというものが存在します。
 それは、魔法を溜めた後に、下を押しっぱなしでAB同時押しという攻撃です。
 これをすることによって、空中で魔法を放つことができるので、相手を寄せ付けることなく、倒すことができます。
 一応、普通サイズのユニットならば、しゃがむことによりかわせますが、魔法のスピードは速いため、まず見切ることは不可能です。
 一度当たってしまえば、端まで吹っ飛ばされるし、そもそも大型ユニットはかわすことすらできません。
 これに勝つ方法は、MAP魔法で削るぐらいしかないでしょう。
 幸い、一人しかいないので、ゴリ押しでやれば、なんとかなるでしょう。


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